よくある質問

寝具のいろいろ教えて!
Q&A

羽毛ふとんの中身の違いを教えてください。

羽毛ふとんのダウンの種類に『ダックダウン』と『グースダウン』がございます。ダックダウンは、あひる(ダウンが小さめ)、グースダウンは、がちょう(ダウンが大きい)から採取されるダウンで、『グースダウン』の方がひとつひとつのダウンが大きく保温性に優れています。 羽毛の混合率(~%)は数値が大きいものほど高品質になります。 一般的には、ダウン率85%以上のものが多く、良いのものでは、ダウン率98%のものもあります。 基本的な考え方として、ダウンが大きければ大きいほど、混合率(%)が高ければ高いほど保温力が高くなり、使える耐久年数も長くなります。

羽毛ふとんの耐久年数はどのくらいなのでしょう?

一概には言えず、ダウンの品質などによりますが、一般的には約3~4年でクリーニング(水洗い)をしていただければ、ある程度ふくらみは復元しますが、羽毛の吹き出しや偏り、ふくらみがなくなった等の症状が見られたときには羽毛のリフォームをおすすめしています。約7、8年~10年でリフォームを。そして10年以上お手入れをされていない方には買い替えをお奨めしています。

ダウン(ダウンボール)ってなに?

水鳥の胸部から腹部に密生し、羽軸(芯)がなく、フワフワとしたタンポポのわた毛のような形をしています。暖かい空気を包み込み逃がさないので、羽毛ふとんがあたたかいのはこのダウンボールがふっくらと膨れてくれるからです。

羽毛ふとん1枚では寒いときに、どうすればいいですか?

基本的に、毛布などをご使用いただければあたたかくお休みいただけます。汗を吸い取る素材(綿・ウール・シルク・カシミヤなど)は直接肌へあてていただくことをお奨めします。但し、汗を吸わない素材(アクリルやポリエステルなど)は羽毛ふとんの上へかけてお使いください。吸湿性が悪いため、自分の汗などで身体を冷やすことがございます。

羽毛ふとんのダックとグースってなにが違うの?

基本的に鳥の種類が違います。ダックとは「あひる」のことで、一般的にあたたかい地域に生息しています。グースとは「がちょう」のことで、一般的に北欧の寒い地域に生息しています。極寒の地で生きていく「がちょう」の羽毛(ダウン)は、とても大きく成長しますので、「あひる」のダウンを使った羽毛ふとんと比較すると、「がちょう」のダウンをつかったもののほうが保温力が高い羽毛ふとんといえます。

綿わたの敷きふとんを使っているのですが、重くて持ち運びに困っています。

綿のおふとんが重いのは、素材の性質上なかに入れる綿の量がとても多いからです。毎日、重たい体重をしっかり支えないといけませんので、しかたのないことなのですが「年とともに重さが苦になって・・」というお客様のお声もよく耳にします。そのような方は、最近市場で販売されている“羊毛敷きふとん”をお試しされてはいかがでしょう。綿のおふとんよりもかなり軽量化されており、またへたりにくくもなっています。現在では様々な“羊毛敷きふとん”が販売されていますので、是非一度ご覧になってください。

最近販売されている敷きふとんが、羊毛敷きふとんばかりなのはどうして?

敷きふとんに求められる性能として、湿気や汗の吸収力と発散性が優れていることや、できるだけ軽いこと、また毎日重い体重をしっかり支えるためのクッション性などがあります。その全てにおいて、昔ながらの綿ふとんよりも羊毛の方が優れているため現在では、羊毛敷きふとんが数多く販売されております。

羊毛敷きふとんは、なにを基準に選べばいいのですか?

羊毛敷きふとんの種類には「軽いもの」「硬いもの」「やわらかいもの」「ホコリがでにくいもの」「あまり干さなくてもよいもの」「腰痛のかたに最適のもの」など様々です。お客様が“敷きふとんに1番望む性能”を決められてご来店いただくと選びやすいと思います。

子供がアレルギーでホコリが出ないおふとんを探しています。

ホコリが出にくいおふとんで代表的なものにポリエステル綿を使ったおふとんがございます。ただ、普通のポリエステルわたは汗の吸収・発散性に乏しく、少しムレ感があります。その欠点を解消したポリエステル素材に“インビスタ”というものがあり1本1本の繊維が中空状(複数の穴が開いています)になっており、その穴が湿気の吸収・発散を行ってくれるというものです。“インビスタ”を使用したおふとんはいろいろございますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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